おんが病院は、遠賀・中間地域の急性期病院として地元の医療機関と手を携え皆様の健康を守ります。

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ごあいさつ

おんが病院・おかがき病院 統括院長 杉町 圭蔵

新しい情報を世界に向けて発信しています

2017年01月

 あけましておめでとうございます。
 おんが病院は、福岡県立病院を譲り受けて医師会病院として運営を始めて12年目になりました。この間、多くの住民の皆様方から暖かいご支援をいただきありがとうございました。お蔭で、少しずつ、地域住民の皆様方から信頼され、愛される病院になり、経営も安定してまいりました。
 おんが病院は、平均在院日数約14日の急性期の病院ではありますが、「在宅総合支援センター」を新設し、「訪問診療」「看取り」「訪問看護」「訪問リハビリ」「健診」など高齢者の方々が、住み慣れた土地で安心して暮らして頂けるように、お手伝いさせていただいています。
また、おんが病院が、病気の予防と早期発見・早期治療のために地域住民の皆様方に貢献することは当然でありますが、同時に研究面でも素晴らしい成果を挙げて、この情報をいち早く世界に向けて発信しています。
それは、循環器内科部長の吉田哲郎先生が、無呼吸症候群の患者さんでは、睡眠中に高血圧となり、若年者であっても寝ている間に、脳出血を起こすことを発表され、私はこれに「Tetsuro症候群」と名付けました。今回さらに、高アルドステロン症の一卵性双生児の患者さんから高血圧関連遺伝子を発見されました。
診療に追われて大変忙しい日々の中で、常に研究心を持ち続け、論文に纏めて世界に向けて発信することは非常に素晴らしいことです。 一般の病院では、最先端の機器が揃っていませんので、研究を進めるには大変不利な環境ですが、このようにresearch mindを持って日常の診療に当って頂いていることを大変嬉しく思っています。
 ところで、世界に目を向けますと、昨年は、イギリスのEU脱退、イスラム過激派組織ISの台頭、トランプ氏の当選、北朝鮮のミサイルや原爆開発など、外国での大きなニュースが目につきました。一方、国内では、大きな災害が続発しましたが、平成29年は、平和で、心穏やかに過ごせる年になりますよう祈っています。
 なお、昨年末、救急車をおんが病院とおかがき病院の共同で購入し、救急患者への対応を迅速に行えるようにいたしましたので、どうぞ気軽にご利用下さい。

過去のごあいさつ

一般社団法人 遠賀中間医師会 会長 津田 文史朗
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