おんが病院は、遠賀・中間地域の急性期病院として地元の医療機関と手を携え皆様の健康を守ります。

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ごあいさつ

おんが病院・おかがき病院 統括院長 杉町 圭蔵

新年度を迎えて

2016年04月

 昨今、原発・消費税・北朝鮮・難民・テロなど多くの社会問題が国内外に山積し、閉塞感を強く感じる中、おんが病院・おかがき病院では、全職員の努力、医師会会員の協力、地域住民の方々のご理解によって、平成27年度も黒字を計上することができました。「集客力」「効率性」「提供体制」「収益力」の4つの因子で偏差値を出した日経ビジネス誌の病院ランキングで、おんが病院は1,798のDPC病院中168位と高く評価されており、大変嬉しく思っています。
 さて、平成28年度が始まり、多くの新人が希望と夢に眼を輝かせて入職され、病院には活気が漲っています。とくに、救急部部長には、救急専門医の黒坂升一先生、小児科には小児科専門医の中島絵梨花先生をお迎えし、大幅に診療科の充実ができました。
 ところで、おんが病院では、4月から、末廣剛敏先生、黒坂升一先生を中心に、「救急医療を大切にする運動」を展開しています。
 遠賀中間地区も例外ではなく、高齢者の割合が増加の一途を辿っており、脳梗塞・心筋梗塞・肺炎などだけではなく、誤飲・転倒・尿路感染症などお年寄りに特有な疾患が多く見られており、24時間対応の救急医療が求められています。100床という少ない病院ですが、病床利用率が95%を超えており、救急患者のお断りを無くすために、病室は、翌日の入院予定患者より、救急患者を優先に受け入れています。
 昨年10月に、おんが病院に在宅総合支援センターを新築し、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリにも力を入れてきましたが、訪問診療188回、訪問看護は3,784回、訪問点滴・輸血95回、訪問リハビリは951回と順調に利用者は増加しており、病院で患者さんが受診されるのを待っているのではなく、必要に応じて、職員が患者さん宅を訪問する「医療の出前」を行う時代がやってきました。
 一方、おかがき病院では、50床の精神科病床を返上し、この建物を利用して、今年の6月には、22床のショートステイ、50人の重度認知症デイケア、40人の通所リハビリ、ケアプランセンターが出来上がる予定です。
 私に求められているミッションは、1安全で質の高い医療を提供すること2職員が誇りに思える職場にすること3安心して住んでいただける地域作りに努めること4赤字を出さないように努力することだと存じますので、微力ではありますが、今年度も理想の病院に向けて一歩ずつ進んでいきたいと思っています。

過去のごあいさつ

一般社団法人 遠賀中間医師会 会長 津田 文史朗
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