おんが病院は、遠賀・中間地域の急性期病院として地元の医療機関と手を携え皆様の健康を守ります。

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ごあいさつ

おんが病院・おかがき病院 統括院長 杉町 圭蔵

《患者さんとその家族、地域の皆さん、そして職員とその家族から信頼され、愛される病院を目指します》

2020年04月

 地球上で生活している76億人の人々の共通の問題として、地球温暖化、森林の減少、水と食料の不足、貧富の拡大、ゲリラ、石油の枯渇、核爆弾など多くの深刻な未解決の問題がある中、今度は新たに目には見えない新型コロナウィールスとの戦いが始まりました。ヒトは英知を絞り、新型コロナウィールスをコントロールできる日もそう遠くはないと思いますが、それまでは感染が出来るだけ広がらないように、不自由な日常生活が強いられるのも已むおえない事でしょう。
 おんが病院には、高齢者で高熱、咳など有する患者さんがお出でになりますが、今のところ、幸いに、いずれもコロナウィールス陰性でした。しかし、何時、コロナウィールス感染者が発生するか判らないので厳重な防護体制は必要であります。
 ところで、厚労省は令和元年9月に再編統合の議論が必要な病院として、424の公立・公的な病院を公表しましたが、遠賀中間医師会「おんが病院」はこの中に入っていました。
 そもそも、ことの起こりは、国や地方自治体は、毎年、公的な医療機関に多額の税金をつぎ込んでいるが税金の投入にも限界があり、「公的医療機関の役割を民間の医療機関に担ってもらいたい。」ということであり、同時に、医療費節約の観点から過剰な病床数を減らす狙いもあるようです。
「民間でできることは民間に任せて、公的な医療機関は、民間では出来ないことを担う。」という方針には大賛成であります。しかし、厚労省が本気で再編統合を推し進めるのであれば、民間の病院も入れて検討すべきでしょう。なぜなら、我が国の病院の80%は私的な病院であり、これらを置き去りにして公的な病院だけで再編統合を推進することは不可能です。
 福岡県は危機的な財政状況を踏まえ、累積赤字が140億円を超えていた県立の全5病院について「県直営は困難」として民営化計画を2003年に決定して、朝倉、遠賀、柳川、嘉穂を民営化し、県に設置義務のある精神医療専門の大宰府は、診療・運営を外部委託する公設民営となりました。
今回、厚労省は、患者数が少ない小さな病院や近隣に同じような診療科がある病院を再編統合の対象に選んでいますが、地方の病院では、患者数が少ないのは当たり前であり、地方の小さな病院が無くなると、無医村が増えて、益々、都会に人が集中するでしょう。
 医師不足で困っている民間の病院と、病床利用率が低く、毎年、大きな赤字で悩んでいる公的病院が、1+1=1.5くらいの規模で再編統合すると、地域住民への悪影響も少なく、上手くいくだろうと私は勝手に思っていますが、如何でしょうか? 
 患者数が少ない地方の小さな病院でも、病院の運営・経営が順調に推移し、地域に貢献できている病院は、再編統合を行う必然性がありません。遠賀中間医師会病院は、すでに民営化された病院であり、再編統合には全く興味がありません。
 われわれは、患者さんとその家族、地域の皆さん、そして職員とその家族から信頼され、愛される病院を目指し、これからも地域の皆さんを大切にした地域完結型の医療・福祉を実践し、さらに、人間性豊かな医療人を育成し、働いていることに喜びと誇りを持てる職場を作る努力をいたします。
令和2年4月1日
遠賀中間医師会病院統括院長
杉町圭蔵
 
 
 
 
 

過去のごあいさつ

一般社団法人 遠賀中間医師会 会長 津田 文史朗
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