おんが病院は、遠賀・中間地域の急性期病院として地元の医療機関と手を携え皆様の健康を守ります。

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新着情報

その他2018/01/24

各診療・部門から~放射線科(部門)~


「レントゲンって、ホントに大丈夫なの?」
 ときどき、このような質問を受けることがあります。口に出して質問されないまでも、X線撮影(レントゲン)に対して不安な
気持ちを抱いていらっしゃる方は多いと思います。
 健康診断などで行われる「胸のレントゲン」は当院放射線科では、標準体型の方の胸部X線撮影で約0.18mSv(ミリシーベル
ト)の医療被ばくがあります。
 私たちは、普通に生活しているだけでいつも被ばくをしています。
 宇宙や大気、大地、食物などからの放射線によるもので、これらをまとめて自然被ばくといいます。
 この自然放射線による被ばく量は地域差がありますが、日本では年間約2.4mSvと言われています。1回の胸部X線撮影での被
ばく量は、1年間に自然放射線から受ける量の約10分の1以下だと言えます。ちなみに、ブラジルのガラパリという地方では自然
放射線によって年間約10mSvもの被ばくがあるようですが、他の地域と比べて病気になりやすいとか、寿命が短いといった事実は
ありません。
 胸部X線撮影で、医療被ばくは避けて通れませんが、上に示すように自然に存在する線量より少ない程度で検査しておりますので
ご安心ください。
 
 私ども診療放射線技師は、胸部X線撮影の例からもお分かりいただけると思いますが、患者さんの被ばくを最低限に抑えるよう、
また一方で、医師の診断の支えにもなるよう、適切に検査を行い、医療画像を提供しております。
 今後も、検査を受ける方が更に少ない被ばくで検査を受け、また、より最適な画像を得るために、経験を積み、知識を求め続け
ることで、病院職員の一員として医療に貢献すべく、努めてまいります。
            

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