その他
2020/09/29
各診療科・部門から~消化器内科~
当科は、食道・胃・十二指腸、小腸および大腸の腫瘍(癌)を始め、難病のクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患を主に診療しております。
検査は胃・小腸および大腸のバリウム検査、胃カメラ(経鼻内視鏡も有)や大腸カメラ、カプセル内視鏡、小腸カメラの検査や腸の癒着がある方のためのCT(最新式)による大腸検査も行っており、様々な疾患に対応しております。
最近では高齢者の増加に伴い嚥下機能低下の方も増え、嚥下機能の評価の嚥下内視鏡検査も行っております。
治療は胃および大腸ポリープの切除(ポリープの大きさにより日帰り手術可)、早期の食道癌・胃癌および大腸癌に対しての内視鏡治療、出血に対する止血術や食道静脈瘤の内視鏡治療や狭窄部位に対しての内視鏡を使ったバルーンでの拡張術やステント(網目状金属の管)の留置も行い、様々病気に対して治療を行っています。また、胃瘻造設術も行っています。
炎症性腸疾患に対しては特殊な炎症を抑える薬(抗TNF α抗体など)、免疫調整する薬や悪い白血球を除去する治療法と様々治療法を行っております。また、ヘリコバクターピロリ菌除療法も行っており、3次除菌(保険適応外)も対応しております。
最近のトピック;
食道静脈瘤の硬化療法も行っています。また、北九州地区では数少ない小腸・大腸カプセル内視鏡(外来検査も可)も行っており、お気軽にご相談下さい。
また、日本内視鏡学会の提言に沿った新型コロナウイルス感染対策を行い内視鏡検査・治療を行っております。
*当院は日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化管学会、日本カプセル内視鏡学会の教育指導施設であります。