
| 看護単位 | 5単位 外来・手術室・3階病棟(内科・血管外科・小児科)・4階病棟(外科・整形外科)・ 訪問診療部 |
|---|---|
| 看護職員 | 看護師127名 准看護師2名 ケアスタッフ18名 クラーク10名(令和7年7月現在) |
| 施設基準 | 地域包括医療病棟 急性期看護補助加算25:1 |
| 夜間看護体制 | 2交替制 3階看護職員夜間12対1配置 4階看護職員夜間16対1配置 3階夜間急性期看護補助体制50:1 4階夜間急性期看護補助体制100:1 |
| 看護提供方式 | パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS) |
手術室
手術室主任 河津 智子
手術室では、年間合計約400例の消化器外科手術・呼吸器外科手術・整形外科手術・ペースメーカー移植手術が実施されています。夜間・休日もオンコールにより緊急手術にも24時間対応できる体制をとっています。
手術療法に対して、医師と連携を図り、患者さんの生命を守り、チームで手術療法・治療に臨んでいます。
手術を受ける方にとっては、一生に一度の経験・時間であることを忘れずに、一手術に全力を尽くし、安全な手術とより良い看護を目指しています。 手術前には手術室看護師が病室を訪問して、患者さんやご家族の不安を軽減できるよう手術に対しての説明を行います。また、一人一人のご希望に出来るだけ沿えるようお話を伺い、安心して手術を受けることが出来るように努めています。手術中はご希望のBGMを流したり、酸素マスクに香りをつけたり、室温調整などの環境を整えることで、リラックスして手術を受けていただけるよう心がけています。手術後にも病室を訪問して患者さんの意見や感想をお聞きしています。
患者さんの実際の意見を反映させた手術看護の評価を行うことで、次の看護実践に役立てています。
| 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外科 | 222例 | 193例 | 209例 | 174例 | 182例 | 192例 |
| 整形外科 | 198例 | 141例 | 156例 | 172例 | 166例 | 185例 |
| 呼吸器外科 | 48例 | 33例 | 37例 | 46例 | 21例 | 33例 |
| 循環器科 | 14例 | 10例 | 12例 | 8例 | 14例 | 11例 |
| 合計 | 482例 | 377例 | 414例 | 400例 | 383例 | 421例 |
3階病棟
3階病棟師長 小柳 美早恵
3階病棟は内科・血管外科の急性期治療を目的とした病棟です。内科では消化器科、呼吸器科、循環器科、糖尿病内科があり、血管外科では主に下肢静脈瘤に対するレーザー治療を行っています。当病棟は高齢者急性期を主な対象として、治す治療とともに同時に支える医療を提供することでより早期の在宅復帰を目指しています。患者・家族の「住み慣れた家、地域で暮らしたい」という希望をかなえるため、病状に伴う心身の苦痛を取り除くことに加え、退院後の自己管理に向けた心不全教育や糖尿病教育、在宅酸素導入指導など個別的な指導に力を入れています。高齢者はさまざまな疾患をあわせもつことが多いため、「治し支える」医療・ケアを多職種協働で取り組み、急性期治療から地域・在宅への橋渡しができるよう、患者に寄り添った看護に努めて参ります。
不安やお困りの事がありましたらお気軽にお声かけください。
・当病棟
内科・血管外科の急性期混合病棟です(48床)
・主な疾患
循環器疾患(心不全、狭心症等、睡眠時無呼吸症候群)・
呼吸器疾患・糖尿病・
褥瘡、消化器疾患(出血、ポリープ、クローン病、潰瘍性大腸炎、
感染性腸炎)、血管外科
・看護体制
10対1看護体制
夜間看護配置12:1看護体制
日勤・夜勤ともに パートナーシップ・ナーシング・システムを採用。
看護師がペアで患者さんを受け持ち、看護師同士が協力して業務を
行うことで、安全で質の高い看護を提供。
プライマリー(受け持ち看護師)を中心としてチームで個別性のある
看護の継続に取り組んでいます。
また、病棟全体で新入職者の育成とサポートに努めています。
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 平均年齢 | 79.7歳 | 80.5歳 | 79.3歳 | 80.5歳 | 80.5歳 |
| 平均入院患者数 | 44名 | 42.2名 | 39名 | 39.6名 | 41.5名 |
| 平均在院日数 | 16.2日 | 17.2日 | 16.1日 | 16.0日 | 14.2日 |
| 病床稼働率 | 100% | 96.2% | 88.7% | 90% | 94.4% |
4階病棟
4階病棟師長 松尾 幸代


4階病棟は一般外科、整形外科、呼吸器外科の急性期治療を目的とした混合病棟です。
手術療法や外科的治療、抗がん剤治療を受ける患者さんを看護し、治療後は早期離床・社会復帰を目指して、理学療法士と共にリハビリに取り組んでいます。入院中の患者さんやご家族が不安や苦痛なく過ごせるよう、他職種とも協力し、あたたかい看護の提供を目指しています。
また薬剤師や栄養士など他職種と共に、地域連携室、訪問看護ステーションとの連携により、円滑な退院支援、在宅支援にも努めています。
さらに、緩和ケア認定看護師を中心に、患者・家族に寄り添う終末期看護に努めています。
【病床数】
48床
【看護体制】
10対1看護配置、パートナーシップ・ナーシング・システムを採用。
看護師がペアで患者さんを受け持ち、看護師同士が協力して業務を行うことで、安全で質の高い看護を提供するための看護方式。
安全で自律した看護実践、看護師のスキルアップ、後輩育成、受け持ち看護師体制の充実などの利点があります。
【主な疾患】
外科:癌(大腸、胃、肝臓、膵臓、食道、乳房)、胆管炎、胆石症、腸閉塞、ソケイヘルニア、虫垂炎
呼吸器外科:肺癌、縦隔腫瘍、気胸
整形外科:大腿骨頸部・転子部骨折、変形性膝・股関節症、胸腰椎圧迫骨折
| 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 平均年齢 | 77.5歳 | 77.6歳 | 77.6歳 | 77.2歳 | 77.4歳 |
| 平均入院患者数 | 48.7名 | 45.2名 | 44.5名 | 42.7名 | 40.4名 |
| 平均在院日数 | 15.4日 | 14.8日 | 13.4日 | 15.5日 | 15.4日 |
| 病床稼働率 | 101% | 94.2% | 93.8% | 88.9% | 84.8% |
外来
外来師長 西田 順子
おんが病院外来は、地域医療を支える医師会と地域支援病院として必要な設備や機能などを備え、かつ地域医療の確保を図る病院として、検査や専門外来、入院治療、救急医療を中心とした診療を行っております。
近年急速な高齢化社会に伴い、外来診療だけではなく、訪問診療や訪問看護とも連携を図ることで、在宅でも安心して医療や看護又は介護等を受けることができるように、「かかりつけ医」や行政等との役割分担や調整を行い、地域の皆様に頼りにされ、『ここで良かった』と言って下さる外来を目指しております。
診療科目
| ・外科 | ・循環器内科 |
| ・消化器外科 | ・糖尿病内科 |
| ・呼吸器外科 | ・呼吸器内科 |
| ・整形外科 | ・脳血管内科 |
| ・血管外科 | ・小児科 |
| ・脳神経外科 | ・麻酔科 |
| ・救急科 | ・放射線科 |
| ・内科 | ・リウマチ科 |
| ・消化器内科 | ・リハビリテーション |
| 計:18診療科 |
当外来には、高度な専門知識と技術を持つ医療スタッフが在籍しており、特に以下の点で強みがあります。
・救急看護認定看護師の在籍
急性期の緊急医療に対応する救急看護認定看護師が常駐しており、患者様の迅速かつ適切な救急医療を実現しています。緊急事態においても安心して医療を受けられる体制を整えています。
・内視鏡技師資格を持つ看護師の活躍
内視鏡技師資格を取得している看護師が検査・治療をサポートしており、消化器内視鏡検査や治療の質をさらに向上させています。専門的なケアを提供することで、患者様の負担を軽減し、安心して検査を受けていただけます。
・フットケアの専門資格を持つ看護師が外来診療を担当
足の健康は全身の健康に直結しており、適切なケアが重要です。専門知識と技術を備えた看護師が、患者様の足の状態を丁寧に評価し、適切なケアやアドバイスを提供いたします。巻き爪や足の痛み、糖尿病による足のトラブルなど、幅広い症状に対応可能です。
おんが病院外来は、患者様の健康を第一に考え、最新の医療技術と人間性豊かなケアを兼ね備えた医療サービスを提供しています。地域社会に根差した病院として、皆様の健康と暮らしを支える存在であり続けます。