事務部
当院の事務部は、総務課、業務課、そして医事課の3つの課で構成されています。
総務課・・・経理、人事、労務、給与、庶務関連
業務課・・・施設管理、施設基準、購買、システム管理、企画関連
医事課・・・診療受付、診療費会計、診療報酬請求、未収管理、診療記録管理、がん登録関連
上記は主な業務ですが、他にもさまざまな業務があり、患者さんやご家族、病院スタッフ、医師会の先生方、その他の医療機関の方など、多方面の方々との係わりがある部門です。
病院スタッフの「縁の下の力持ち」として、病院理念である「患者さんとそのご家族、地域の皆さん、そして職員とその家族から信頼され、愛される病院」の実現に向けて努力しております。
事務部の業務を一部、ご紹介させていただきます。
【患者さん送迎】
医師会先生方のクリニックや当院と連携している施設等に、地域連携室を介して患者移送を行っております。
多い時は、1日5~6件の患者さん移送が発生します。ストレッチャーや車イスを乗降する際は、リフトを使用します。操作については、確実に安全確認を励行し、走行中は患者さんの負担にならないように、常時車内の温度、車のゆれ等には最新の注意をはらっております。
今後も引き続き、安全、迅速、正確さを心がけて、患者さん移送を行います。
【救急車】
地域の医師会の医療機関、施設、在宅患者さんより救急搬送依頼を受けた後、救急Dr、看護師、事務スタッフにて現場に緊急出動します。
事務スタッフは、救急車の運転及びストレッチャーの取扱を行います。
ストレッチャー取扱時は、確実に安全確認を行い、常に傷病者の状態に応じた、安全運転を心がけております。
H29年度は、23件の救急搬送しており、社会問題となっている転院搬送も積極的に取り組んで参ります。
【消防訓練】
病院における防火管理として、火災発生時に職員を中心として迅速に患者さんの安全が確保できるようになることを目的に消防訓練を年2回実施しています。
もしもの時のために、定期的な訓練を実施することで、患者さんの命を守れるように心がけております。
【地域医療支援委員会】
当院は、地域医療の第一線を担う「かかりつけ医」に対する支援を通じて地域医療の充実を図るため、その支援に必要な設備や機能を有する「地域医療支援病院」として福岡県より承認を受けております。地域医療支援委員会は、当院が「地域医療支援病院」としての役割を適切に遂行するため、地域医師会、歯科医師会、薬剤師会、行政、消防署等の代表者の方々に参加していただき、年4回開催しております。
【救急業務症例検討会】
本検討会は、救急医療の充実を目的に、遠賀郡消防、中間市消防と新水巻病院と合同で企画をして、年4回開催しています。救急隊員の症例提示依頼に対して、担当医師から入院後の臨床経過及び確定診断と救急搬送過程における課題の指摘、更には隊員からの質問に医師が回答、或いは意見交換する形で会は進められ、参加者にとっては多くの事例を情報共有出来て学習する場となっています。
【病児・病後児保育室】
病児・病後児保育室「ぞうさんルーム」は病児または病気の回復期等で、家庭での保育が困難な場合に一時的にお預かりするところです。
保育室内に感染室やシャワー室を備え、専任の看護師と経験豊かな保育士によって、慣れない所でも安心して過ごせるように努めております。
事前登録が必要となりますので、住民登録をしている中間市役所、遠賀郡各町役場の担当窓口で登録手続きを行って下さい。
お問い合わせは病児・病後児保育室「ぞうさんルーム」☎093-281-3851(8:00~17:00)までお気軽にご相談下さい。
医事課
医療に関する請求業務を扱う部署です。
病院に来院した方を最初にお迎えするのが医事課の職員です。
以降は、医事課での業務内容の一部をご紹介いたします。
【外来業務】
ご来院頂いた患者さんと受付・会計などで対応させて頂く窓口です。
受付窓口では診療情報提供書(紹介状)を持参されている方のご案内や、定期受診の方などの対応、カルテ登録、保険証確認等をさせて頂いています。
会計窓口では支払いの際に患者さんの間違いがないようにしっかりとご本人確認をさせて頂き会計を行っております。
不安な気持ちを抱えご来院される患者さんも多くいらっしゃると思いますが、少しでも和らいで頂けるよう努めております。
また、当院は予約患者さん優先となっておりますので、突発的な受診を希望する際には、ご来院の前にまずはご一報頂けますとスムーズにご案内をすることができます。
【入院業務】
予約入院及び、当日緊急に入院を要する患者さんの入院手続きや入院診療費の請求などの業務を行います。
また、少しでも入院生活への不安がなくなるように患者さんやご家族の皆様をサポートすることを心がけております。
当院ではDPC(診断群分類包括評価)方式により入院費用の計算をしています。入院患者さんの病名や症状を基に手術などの診療行為の有無に応じて、厚生労働省が定めた1日当たりの診断群分類点数から医療費を計算する方式です。
これからも患者さん、ご家族の皆様、お見舞いに来られる方々などすべてのご来院患者さんとの信頼関係を築けるように日々努力し、精進して参ります。
【診療情報管理室】
診療情報管理室は、診療記録・診療情報を管理、運用、保管し、情報活用の支援を行う部署です。
当院では専従の診療情報管理士2名体制で、診療記録の管理・保管・精度管理、DPCコーディング点検・分析、全国がん登録、診療録管理委員会の開催等を行っています。
診療情報は病院だけでなく患者さんにとっても貴重な財産であり「医療の透明化」「患者さんの安心」に少しでもお役にたてるよう、大切な情報を慎重に取扱い、迅速に提供できるよう日々取り組んでいます。